ビクッ‥‥ 俺は女の子を見て、少し震えてしまった。 だって、あの子の何倍もの大きさの蛇を、 恐らく、 たった一発で息の根を止めたのだから。 そんな俺の心境を知ってか知らずか、 女の子は、俺と目が合うと、 ニコリと笑ってこちらへ駆けて来た。 そして、膝をついている俺に 目線を合わせるようにして、 女の子もしゃがみこんだ。 「お兄ちゃんの名前、貴明?」