男にナンパされるために着飾り、一緒にご飯を食べるだけで高い給料をもらう。


それのお金を使い、また着飾る。


公恵は男を食い物にしているんだ。


あたしは心の中で微笑んだ。


よかった。


公恵がいい子じゃなくて。


「ねぇ公恵、よかったら今日の放課後一緒に遊ぼうよ。そのブランド服について話そう」


あたしはニッコリと微笑んでそう言ったのだった。