「一輝くんはスタミナあるし、キャッチャーには向いてるんじゃない?
みのるがすごいのは誰が見ても分かるよね。
ブランクがあるとはとても思えないくらい、球も速いし、球種もたくさんあるし。
あとは、アンタも足早いしセンスあるよね。
でも、それだけしか言えない。
一輝くんもだけど、実際分かんないのよね。
アンタたちが試合してるとこ見てないから」
「だよな......
おい、金子!ちらちらボール見ながら走んなって何回も言ってんだろ!
どこに飛んでくるか一回見ただけで判断しろよ!
そんな何回も見てたら、間に合わねぇよ!」
あたしの言葉にうなずいたあと、ノックバット片手にグラウンド中に響きわたる声で遠くの方にいる一年生を怒鳴る敦士。
何回もボールを見すぎて間に合わなかった金子くんの次の一年生も、動きが悪くてまた敦士に怒られている。
出だしが遅いのよね、あの子は。
「アンタたちの実力は未知数だけど、安心して外野任せられるような子が一人もいないってのは分かる」
手にもったボールをくるくる回しながら、外野の方を見てため息をつけば、敦士も無言でうなずいた。
みのるがすごいのは誰が見ても分かるよね。
ブランクがあるとはとても思えないくらい、球も速いし、球種もたくさんあるし。
あとは、アンタも足早いしセンスあるよね。
でも、それだけしか言えない。
一輝くんもだけど、実際分かんないのよね。
アンタたちが試合してるとこ見てないから」
「だよな......
おい、金子!ちらちらボール見ながら走んなって何回も言ってんだろ!
どこに飛んでくるか一回見ただけで判断しろよ!
そんな何回も見てたら、間に合わねぇよ!」
あたしの言葉にうなずいたあと、ノックバット片手にグラウンド中に響きわたる声で遠くの方にいる一年生を怒鳴る敦士。
何回もボールを見すぎて間に合わなかった金子くんの次の一年生も、動きが悪くてまた敦士に怒られている。
出だしが遅いのよね、あの子は。
「アンタたちの実力は未知数だけど、安心して外野任せられるような子が一人もいないってのは分かる」
手にもったボールをくるくる回しながら、外野の方を見てため息をつけば、敦士も無言でうなずいた。


