プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負

「あのね、私友達少なくて......。
自分から話しかけるのも苦手だし、なんだかクラスの女子からも避けられてるみたいで。

女の子から何かに誘ってもらったのって、にっしーが初めて。あ、ごめんね、いきなりにっしーとかなれなれしいよね。みんなそう呼んでたから、つい。

えっと、西川さん。ありがとう、誘ってくれてすごく嬉しい」


三浦さんは頬を染めながら、アセアセした様子で長い髪を耳にかける。

......なんか、お高くとまってるって噂とちがくない?


話してみると、クールビーティーってよりも、小動物系?
てか、可愛いかも。


「にっしーでいいよ、あたしも理穂って呼ぶから。
ね、じゃ、マネージャーやってくれるの?」

「う、ん......。
それは親にも聞いてみるね。

あと野球部って男の人たくさんいるんでしょ?
私男の人と上手く話せなくて......、あ、女の子とも上手く話せないんだけど。人と話すの苦手なの、えへへ」


「あ、そうなの?
理穂って男嫌い?
だからイイ男から告られても、フりまくってんだ?」

「ううん、違うよ。
ただ上手に話せないだけで......、本当は彼氏もほしいんだけど......、私と付き合ってもガッカリさせちゃうじゃないかと思って、誰とも付き合わないんだ。

私ってイメージと違うみたいだし、初めて付き合った人にもつまんないって言われちゃったから」


やっぱりおどおどとした様子で早口で話す理穂は確かに、ツンとしたクールビーティーで高嶺の花でってイメージとは違う。

話してみると、実は人と話すのが苦手なだけの普通に男にも興味ある小動物系庶民派だけど、これはこれでアリだし。

てか、こっちの方が良くない?


誰だ、つまんないって言った男。