「先輩先輩!みどり先輩!俺ヒット打ちましたよ!
見てましたか!?」
そんな話をしている間に、いきなりベンチの中にうるさい犬、じゃなくて森村が入ってきて、あるはずのないしっぽがはち切れんばかりにまとわりつく。
「ごめん、全然見てなかったわ。
ていうか、いつの間にアンタ代打にでたの?」
急にまとわりついてきた森村から距離をとりつつも、スコアブックを確認する。
いつの間にか打席にたって、あたしの知らないうちにヒットを打っていたらしい。
そうすると、ここでこの子がヒット打ったと思ってたのが、森村だったってことかな。
「そんな.....、見てないってひどくないっすか!
俺の渾身の活躍が......!
みのる先輩!どうでした?俺のバッティング」
腹の立つくらいに大げさにがっかりしたあとに、森村はあたしからみのるへと矛先を変える。
先輩のなかでは一番自分に優しいみのるなら、と思ったんだろうけど、しかしみのるは目を泳がせるのだった。
「え......、あー、ごめん。
後で録画したのをじっくり見るよ」
「みのる先輩まで!
おかしくないっすか、試合中なんだから、録画じゃなくて、生で見てくださいよ!」
やたらテンションの高い森村に絡まれ、みのるは迷惑そうにしつつも、苦笑いで対応。
みのる優しいよね。あたしだったら、もっとバッサリと突き放すのに。
見てましたか!?」
そんな話をしている間に、いきなりベンチの中にうるさい犬、じゃなくて森村が入ってきて、あるはずのないしっぽがはち切れんばかりにまとわりつく。
「ごめん、全然見てなかったわ。
ていうか、いつの間にアンタ代打にでたの?」
急にまとわりついてきた森村から距離をとりつつも、スコアブックを確認する。
いつの間にか打席にたって、あたしの知らないうちにヒットを打っていたらしい。
そうすると、ここでこの子がヒット打ったと思ってたのが、森村だったってことかな。
「そんな.....、見てないってひどくないっすか!
俺の渾身の活躍が......!
みのる先輩!どうでした?俺のバッティング」
腹の立つくらいに大げさにがっかりしたあとに、森村はあたしからみのるへと矛先を変える。
先輩のなかでは一番自分に優しいみのるなら、と思ったんだろうけど、しかしみのるは目を泳がせるのだった。
「え......、あー、ごめん。
後で録画したのをじっくり見るよ」
「みのる先輩まで!
おかしくないっすか、試合中なんだから、録画じゃなくて、生で見てくださいよ!」
やたらテンションの高い森村に絡まれ、みのるは迷惑そうにしつつも、苦笑いで対応。
みのる優しいよね。あたしだったら、もっとバッサリと突き放すのに。


