一輝くんがバッターボックスに入るのを見ながら、スコアブックをつけていると、ヘルメットを手に取ってベンチから出ていこうとする敦士を、成田先生が呼びとめる。
「高田。次、初球狙っていけ」
「初球ですか?」
小声でそうささやいた先生の言葉を敦士が聞き返すと、先生はゆっくりとうなずいた。
「ああ、様子見はするな、思いきりよくいけ。
ランナー進めるために、バット短く持って確実に当てにいこうとか、流し打ちしようとか、そういうことも一切考えるな。
フルスイングだ」
初球狙い、フルスイングで。
突然の謎指示と同時に、バッターボックスにいる一輝くんにもサインを送る成田先生。
「はぁ......、フルスイングですか。
分かりました」
敦士は一瞬眉を寄せて何かを考えていたけど、それだけ言うとヘルメットをかぶって。
そして、先生のサインに了解したことを示すためヘルメットに手をやった一輝くん、それから一塁ランナー、その二人と同じポーズをしてから、ネクストボックスへと入っていった。
「高田。次、初球狙っていけ」
「初球ですか?」
小声でそうささやいた先生の言葉を敦士が聞き返すと、先生はゆっくりとうなずいた。
「ああ、様子見はするな、思いきりよくいけ。
ランナー進めるために、バット短く持って確実に当てにいこうとか、流し打ちしようとか、そういうことも一切考えるな。
フルスイングだ」
初球狙い、フルスイングで。
突然の謎指示と同時に、バッターボックスにいる一輝くんにもサインを送る成田先生。
「はぁ......、フルスイングですか。
分かりました」
敦士は一瞬眉を寄せて何かを考えていたけど、それだけ言うとヘルメットをかぶって。
そして、先生のサインに了解したことを示すためヘルメットに手をやった一輝くん、それから一塁ランナー、その二人と同じポーズをしてから、ネクストボックスへと入っていった。


