プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負

結局そのあとも二人連続で打たれ、接戦だったのが、あっという間に3ー0。

まだ3点だし、まだ七回表。

それでもこの三点は大きいし、もう終盤といえば終盤。

何よりみのる自身の球の勢いもなく、覇気を失っているように見えるのが一番痛い。


大盛り上がり、祝福ムードの北海道のチームのスタンドと違って、こっちは嫌な感じのざわざわが広がっている。

聞きたくもないようなことまで聞こえてくるような、まだ終わったわけでもないのに、まるでもう終わったとでも言うかのような諦めムード。


そんな嫌な雰囲気のなか、ベンチから補欠の背番号をつけた選手が審判に何かを伝えにいく。


「星が丘高校、守備の交代をお知らせ致します」


守備の交代?

伝令が何かを伝えたすぐ後に入った球場のアナウンスと同時に、マウンドを下りるみのるを見て、ピッチャーの交代だとすぐに察した。