プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負

六回裏、回も中盤に入り、選手たちも中だるみが心配だけど、だんだんと応援する方の集中も途切れてきた。


甲子園まできて、しかも初戦で集中が途切れるなんて言ってる場合じゃないけど、サウナにでもいるかのようなムワっとしたしつこいこの暑さ。

それに加えて、一回表から今まで、どちらも一点も得点できずにまるで動きのないゲーム展開ときた。

ランナー出すことは出してるんだけどね、いまいちチャンスを生かしきれず得点にはつながらないんよね。


点とられなきゃ負けることはないんだけど、点とらなきゃ勝つこともない。

できれば先に一点でもリードして、余裕を持って終盤に入りたいとこだったけど......。


のぼせるような暑さに、動きのないゲーム、中だるみの中盤。

気のせいかだんだんブラバンの演奏までもが音が小さくなっていくなか、あっというまに二者凡退して、ツーアウトからの一年生バッターも、高く内野フライを打ち上げた。


あーあ......、みんな甲子園初戦で緊張してるのか硬いんだよね、あんなに力んでちゃ打てるものも打てないよ。

がっかりする気持ちを隠しきれず、セカンドとショートの間当たりに落ちようとしているフライの行方を目で追う。