にしても、パパもママも遅い。
きてくれるって言ったのに。
内巻きの襲撃にあっていたら、もう北海道のチームのノックが始まっちゃってる。
次うちのチームのノックが終わって、それでちょっとしたら、すぐに試合始まっちゃうよ。
誰が誰のお母さんお父さんかまでは分からないけど、部員の父兄が集まっているとこで一度みんなに挨拶したけれど、知った顔はまだ見かけない。
一輝くんのお母さんも来てないみたいだけど、結局甲子園にも応援にこないつもりなのか。甲子園にはがんばっていくねって言ってたんだけどなぁ。
もう間もなく試合が始まるというのに、きてくれると言ったはずの人たちがきてないことにハラハラしていると、階段のところに、ようやく知った顔を見つけて駆け寄る。
「パパ!ママ!
もうっ、遅い!もうすぐ試合始まっちゃうよ」
「ごめんごめん、裕貴と秀くんの練習見に行ってたら遅くなった。間に合って良かったよ」
人の心配もよそに、パパもママも寄り道したあげく、のんきに笑っている。
「裕貴たちの試合は明日だよ、練習なんかいつでも見れるでしょ。
うちは今日が試合なんだから、こっちを優先してよ」
裕貴たちの初戦は明日、あたしたちは今日。
だけど、優先順位はあっちが上らしい。
まあね、分かるけどさ。
娘がマネージャーでその彼氏のいるチームと、息子のチームじゃ、息子の方に肩入れするのも仕方ないかなぁと思いつつも、やっぱり腹が立つ。
これは、もし二回戦で星が丘対銀月館ってなっても、絶対銀月館の応援席で応援するつもりでしょ。
ぶちぶち文句を言っても笑いながらかわされることによけいイラっとしていると、ようやくパパたちの後ろにいる人の存在に気づく。
きてくれるって言ったのに。
内巻きの襲撃にあっていたら、もう北海道のチームのノックが始まっちゃってる。
次うちのチームのノックが終わって、それでちょっとしたら、すぐに試合始まっちゃうよ。
誰が誰のお母さんお父さんかまでは分からないけど、部員の父兄が集まっているとこで一度みんなに挨拶したけれど、知った顔はまだ見かけない。
一輝くんのお母さんも来てないみたいだけど、結局甲子園にも応援にこないつもりなのか。甲子園にはがんばっていくねって言ってたんだけどなぁ。
もう間もなく試合が始まるというのに、きてくれると言ったはずの人たちがきてないことにハラハラしていると、階段のところに、ようやく知った顔を見つけて駆け寄る。
「パパ!ママ!
もうっ、遅い!もうすぐ試合始まっちゃうよ」
「ごめんごめん、裕貴と秀くんの練習見に行ってたら遅くなった。間に合って良かったよ」
人の心配もよそに、パパもママも寄り道したあげく、のんきに笑っている。
「裕貴たちの試合は明日だよ、練習なんかいつでも見れるでしょ。
うちは今日が試合なんだから、こっちを優先してよ」
裕貴たちの初戦は明日、あたしたちは今日。
だけど、優先順位はあっちが上らしい。
まあね、分かるけどさ。
娘がマネージャーでその彼氏のいるチームと、息子のチームじゃ、息子の方に肩入れするのも仕方ないかなぁと思いつつも、やっぱり腹が立つ。
これは、もし二回戦で星が丘対銀月館ってなっても、絶対銀月館の応援席で応援するつもりでしょ。
ぶちぶち文句を言っても笑いながらかわされることによけいイラっとしていると、ようやくパパたちの後ろにいる人の存在に気づく。


