「裕貴に言われたからってわけじゃなかけど、色々話してたら、会いたくなって、きました。
こんな時間は迷惑やけん、明日にしようとも思ったけど、どうしても今日会いたくて......」
たしかにもう夜の10時過ぎ。
彼女だとしてもいきなりくるには遅い時間なのに、彼女でもないのに連絡もなしにくるなんて、非常識以外の何者でもない。
あたしならともかく、マジメな一輝くんがこんな時間にくるなんて、よっぽどだったんだと思う。
時間よりも、そうまでして言いたかったことが気になった。
「それで、何?
休戦協定でも結びにきた?
また友だちに戻ろうって?」
裕貴に何か言われて、一輝くんもこの戦争状態が良くないと思ったのか。
そもそも裕貴に言われなくても、ただでさえ大会前なのに、こんなギスギスした状態は良くないと思ったのかも。
色々きた理由を頭の中でごちゃごちゃと考えてはみたけれど、彼はそれを全て否定した。
たった一言で。
「友だちにはなれない」
一輝くんは静かに、けれどはっきりとそう言い切った。
こんな時間は迷惑やけん、明日にしようとも思ったけど、どうしても今日会いたくて......」
たしかにもう夜の10時過ぎ。
彼女だとしてもいきなりくるには遅い時間なのに、彼女でもないのに連絡もなしにくるなんて、非常識以外の何者でもない。
あたしならともかく、マジメな一輝くんがこんな時間にくるなんて、よっぽどだったんだと思う。
時間よりも、そうまでして言いたかったことが気になった。
「それで、何?
休戦協定でも結びにきた?
また友だちに戻ろうって?」
裕貴に何か言われて、一輝くんもこの戦争状態が良くないと思ったのか。
そもそも裕貴に言われなくても、ただでさえ大会前なのに、こんなギスギスした状態は良くないと思ったのかも。
色々きた理由を頭の中でごちゃごちゃと考えてはみたけれど、彼はそれを全て否定した。
たった一言で。
「友だちにはなれない」
一輝くんは静かに、けれどはっきりとそう言い切った。


