あまりの自分の転落っぷりにため息をつくと、理穂はぎゅっと拳をにぎった。
「分かるよ!」
「......は?」
まさかの返しに間抜けな声を出したあたしの手に触れる理穂。
「私なんてみのるくん以外クラスに友達いない!
にっしーは元々友達多かったけど、私は昔から女子の友達ほとんどいなかった。友達どころか、挨拶さえしてもらえない。今のにっしーの気持ち、分かるよ......」
「......」
「中学までずっと友達いなくて、高校こそはって思ったのに高校でも変わらなくて......。
だからね、にっしーが野球部に誘ってくれた時、友達だよって言ってくれた時、私が部活やめるのをとめてくれた時、すごく嬉しかったんだよ」
理穂が友達いないのは、美人過ぎるから周りに妬まれてるのもあるし、おとなしいから声かけづらいのもあるよね。
あたしだって、昔は理穂のこと話しづらそうなやつと思ってたし。
ぶっちゃけ理穂に声かけたのだって、理穂と友達になりたいからじゃなくて、あのときはエースのため甲子園のためだった。
はっきりそう告げても、いいのそれでも嬉しかったからと理穂は頬を染める。
「やりたいことがあるならあきらめるなって言ってくれたのにっしーでしょ?
私は......、にっしーをあきらめない。
いまもクラスに友達できないけど、毎日挨拶してたら、何人かは挨拶してくれるようになったんだよ。噂なんて、他に新しいことがでてきたら、みんなすぐにそっちに興味がそれるよ。一輝くんと別れても、私がいつも一緒にいる。
本気で野球が嫌いになったんじゃなかったら、ここで戦って」
思わず息をのんだ。
あたしの手を強く握った理穂のその瞳の強さに。
「分かるよ!」
「......は?」
まさかの返しに間抜けな声を出したあたしの手に触れる理穂。
「私なんてみのるくん以外クラスに友達いない!
にっしーは元々友達多かったけど、私は昔から女子の友達ほとんどいなかった。友達どころか、挨拶さえしてもらえない。今のにっしーの気持ち、分かるよ......」
「......」
「中学までずっと友達いなくて、高校こそはって思ったのに高校でも変わらなくて......。
だからね、にっしーが野球部に誘ってくれた時、友達だよって言ってくれた時、私が部活やめるのをとめてくれた時、すごく嬉しかったんだよ」
理穂が友達いないのは、美人過ぎるから周りに妬まれてるのもあるし、おとなしいから声かけづらいのもあるよね。
あたしだって、昔は理穂のこと話しづらそうなやつと思ってたし。
ぶっちゃけ理穂に声かけたのだって、理穂と友達になりたいからじゃなくて、あのときはエースのため甲子園のためだった。
はっきりそう告げても、いいのそれでも嬉しかったからと理穂は頬を染める。
「やりたいことがあるならあきらめるなって言ってくれたのにっしーでしょ?
私は......、にっしーをあきらめない。
いまもクラスに友達できないけど、毎日挨拶してたら、何人かは挨拶してくれるようになったんだよ。噂なんて、他に新しいことがでてきたら、みんなすぐにそっちに興味がそれるよ。一輝くんと別れても、私がいつも一緒にいる。
本気で野球が嫌いになったんじゃなかったら、ここで戦って」
思わず息をのんだ。
あたしの手を強く握った理穂のその瞳の強さに。


