「今は部活中じゃないんだから、もうちょい音量考えて......」
「人はけしかけといて、自分は逃げんのか」
軽く注意しても、人の話も聞かずににらんでくる敦士に無性にイライラする。
的外れなことだったら全然気にならないのに、一番気にしてることを言われた時が一番腹が立つ。
「そうだよ、逃げるよ。悪い!?
アンタたちは分かんないでしょ?
好きな人にも拒絶されたどころか、学校中から軽蔑されて、友達もほとんどいなくなったあたしの気持ちなんて。
あたし今クラスに二人しか友達いないんだよ?」
今まで自分から飽きたり、他に興味がそれてやめたことはいくつもあったけど、逃げたいと思ってやめたことなんてひとつもなかった。
このあたしが逃げるなんて、そんなことはありえないと思ってたのに。
本当はなんでこんな目にあわなきゃいけないのかくやしくてたまらなくて、このやるせなさをぶつけるように怒鳴ると、敦士も理穂も口をつぐんだまま。
ああもう、何を言っても情けないことばかりで、どんどん自分が嫌いになっていく。
これじゃ元カレメガネの言うように、みじめな高校生活まっしぐらだ。
「人はけしかけといて、自分は逃げんのか」
軽く注意しても、人の話も聞かずににらんでくる敦士に無性にイライラする。
的外れなことだったら全然気にならないのに、一番気にしてることを言われた時が一番腹が立つ。
「そうだよ、逃げるよ。悪い!?
アンタたちは分かんないでしょ?
好きな人にも拒絶されたどころか、学校中から軽蔑されて、友達もほとんどいなくなったあたしの気持ちなんて。
あたし今クラスに二人しか友達いないんだよ?」
今まで自分から飽きたり、他に興味がそれてやめたことはいくつもあったけど、逃げたいと思ってやめたことなんてひとつもなかった。
このあたしが逃げるなんて、そんなことはありえないと思ってたのに。
本当はなんでこんな目にあわなきゃいけないのかくやしくてたまらなくて、このやるせなさをぶつけるように怒鳴ると、敦士も理穂も口をつぐんだまま。
ああもう、何を言っても情けないことばかりで、どんどん自分が嫌いになっていく。
これじゃ元カレメガネの言うように、みじめな高校生活まっしぐらだ。


