プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負

テスト週間最後の平日、金曜。


「ちょっとー、今日もすっぴんなのー?
最近どうしたのよ、ほんとおかしいって」


一時間目が終わるなり、あたしのとこにきて、あたしの全身をチェックすると、不服そうな顔をするクラスの友達。


「......うん、寝坊」

「またなの?
すっぴんでもにっしー可愛いけどさー、せめて髪くらいちゃんとしようよ」


あれから、一週間。

なんだか何もやる気にならず、月曜からずっとギャルメイクどころかファンデさえ塗らない、髪もボサボサ、なのに服だけギャル服。

そんなちぐはぐな格好のあたしにブーブー言いながらも、友達はボサボサのあたしの髪をとかして、編み込みを始める。


「もう。
あの野球部のカレと別れてから、にっしー暗すぎ。

そんなわけでー、今日合コン行かない?
新しい男でもできれば、気分も上がるって。
勉強は土日にしたらいいし、今日一日くらいいいよね?」


何がそんなわけかは不明だけど、彼女の言うように、実際テスト週間だからって机にかじりついてるよりは、少しくらいは息抜きした方が勉強にも身が入るというもの。

少なくともあたしの場合はそう。
今までもテスト週間の金曜とかは、遊んだりもしてた。


だけど、今回は正直行く気にはなれなかった。
勉強の心配よりも、何よりそんな気分になれないから。