「あ、うん。まあ、女なのは間違いないよね。
なんでみのるは、あたしのためにそんな親身になってくれんの?」
いつものみのると違いすぎて、間抜けなことまで言っちゃった。
「なんでって、それは......、その......」
けれど、みのるはハッとしたような顔をしてから、すぐにうつむいてコンクリートの地面をみつめる。
「と、友達だから!
これくらい当たり前だよ、と友達だし、そう!心配くらいする」
顔を上げながら、ムダに友達を強調してくるみのるに、笑い事じゃないけど、笑えてきた。
「みのるいいやつすぎ」
みのるってちょっとヘタレで豆腐メンタルなんだけど、やっぱいいやつだよね。友達思いだし。
敦士のことだって、そう。
さりげなしに理穂を守る役を、敦士に譲ってるしね、いつも。
「......。
一輝に言えないんだったら、何か困ったことがあったら僕に言って。もう成り行きで知っちゃったんだし、僕にできることがあったら力になるよ。友達だからね」
「そうだね、ありがとう。
自力で解決できない事態に陥ったら、その時は相談する」
自分の彼氏の一輝くんだけでなく、もちろんエースのみのるだって大会前の大事な時期。
なるべくならみのるの手もわずらわせたくないんだけど。
そう思いながらも、もうみのるには知られてしまったし今さらだ、と差し出されたみのるの手をとった。
なんでみのるは、あたしのためにそんな親身になってくれんの?」
いつものみのると違いすぎて、間抜けなことまで言っちゃった。
「なんでって、それは......、その......」
けれど、みのるはハッとしたような顔をしてから、すぐにうつむいてコンクリートの地面をみつめる。
「と、友達だから!
これくらい当たり前だよ、と友達だし、そう!心配くらいする」
顔を上げながら、ムダに友達を強調してくるみのるに、笑い事じゃないけど、笑えてきた。
「みのるいいやつすぎ」
みのるってちょっとヘタレで豆腐メンタルなんだけど、やっぱいいやつだよね。友達思いだし。
敦士のことだって、そう。
さりげなしに理穂を守る役を、敦士に譲ってるしね、いつも。
「......。
一輝に言えないんだったら、何か困ったことがあったら僕に言って。もう成り行きで知っちゃったんだし、僕にできることがあったら力になるよ。友達だからね」
「そうだね、ありがとう。
自力で解決できない事態に陥ったら、その時は相談する」
自分の彼氏の一輝くんだけでなく、もちろんエースのみのるだって大会前の大事な時期。
なるべくならみのるの手もわずらわせたくないんだけど。
そう思いながらも、もうみのるには知られてしまったし今さらだ、と差し出されたみのるの手をとった。


