プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負

「どういう意味よ?
リョーコがあたしのこと引きずり落とすってこと?
やれるもんならやってみたらいいじゃん。

そっちがその気なら、あたしも本気でアンタのこと潰すから」


殴られっぱなしは我慢ならない。

平手で思いっきりやり返すと、カッときたのか、リョーコは頭のてっぺんでまとめたあたしの髪を強い力で引っ張ってくる。


「な、なにやってるのっ!?」


あたしも応戦していると、走ってきたみのるにリョーコは舌打ちしてから、手を離して走り去っていった。


「なに!?どうしたの?
いまの、うちのクラスの......?」

「......んー、あらゆる方向から恨みを買ってるみたいで。あたしを潰すらしいよ」


あ、潰すって言ったのはあたしか。

慌てているみのるに、グシャグシャになった髪を直すあたしは冷静を装いながらも、どうやら動揺しているらしい。

中学の時から同じで、チームメイトで、一緒に全国まで戦った仲間に、昔から存在自体がイヤだったと言われたら、さすがのあたしも凹まざるをえない。