プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負

「アンタの全てがムカつく、存在自体がイヤ。
中学の時から大嫌いだったけど、高校に入ってやっと離れられると思ったのに、なんで高校まで一緒なの?」


おっとぉ、いきなりの先制パンチ。
ため息まじりに言われた言葉は、地味にダメージがじわじわくる。

そこまで恨まれるようなことした?と聞くまもないほどに、彼女の攻撃はまだやまない。


「いっつも自信満々で、女王様気取りなとこも大っ嫌い。
男とっかえひっかえの最低女のくせに、なんでアンタは無傷で人気者でいられるの?」

「女王様なんて気取ってないし。
そんなの、リョーコのただの妬みじゃん」


どうせあたしが付き合ってたなかに、リョーコの好きな人がいるんでしょうけど、言ってくれなかったら分かるわけないし。前も言ったけど、今さらグチグチ言われても困る。

反論すると、いきなり平手で横っ面を殴ってきた。


......本気で殴ってきたよ、こいつ。


「そういうとこがイヤなの。
いつまでも、その座にいれると思わないで」


そんな性格じゃ、いつか全て失うから。

と、低い声で耳元で言われた言葉が、やけに耳に残る。