「そこまで目を引くものはないけど、そこそこ安定して打てるし、リードも落ち着いてるから、キャッチャーだし、まあ使い道はあると思うよ。
だけど、このチームで、チームに合わせたプレイで、そこから先はあるの?
甲子園に出て、それから?
甲子園に出たいだけなら、そっちのブロックはレベルが高くないみたいだし、可能かもしれない。
思い出作りがしたいだけなら、それでもいいけど、一輝くんはそうじゃないんじゃないの?」
頬杖をつきながらも、真剣な表情で、グラウンドにいる一輝くんたちをみつめる秀。
きっと秀は、そこまで何か目を引くものがあるわけでもないのに、こんな無名校で、周りの野手に合わせた慎重なリードで、プロのスカウトの目にとまるのかって言いたいんでしょ。
「そこから先は、一輝くんが決めることだけど......。
甲子園に出てそこで終わったとしても、きっと一輝くんは後悔しない」
相手の攻撃が始まる前に、キャッチャーの防具をつけて、しまっていこー!と両手を上げ、みんなに声をかける一輝くんはやっぱり輝いてる。
あたしはグラウンドにいる一輝くんが、一番好き。
それがどんなグラウンドだとしても、どんな形だとしても。
「ドラフト指名されなくても、もし、それでもプロに行きたいっていう強い気持ちがあるなら、入団テストを受ける方法もある。高卒ですぐにプロ入りできなかったら、大学や実業団で実力をつけてもいい。
それに、なにも日本のプロ野球に絶対入んなくても、渡米してマイナーリーグのテスト受けて、そっからメジャーリーグ目指すのもアリだよ」
だけど、このチームで、チームに合わせたプレイで、そこから先はあるの?
甲子園に出て、それから?
甲子園に出たいだけなら、そっちのブロックはレベルが高くないみたいだし、可能かもしれない。
思い出作りがしたいだけなら、それでもいいけど、一輝くんはそうじゃないんじゃないの?」
頬杖をつきながらも、真剣な表情で、グラウンドにいる一輝くんたちをみつめる秀。
きっと秀は、そこまで何か目を引くものがあるわけでもないのに、こんな無名校で、周りの野手に合わせた慎重なリードで、プロのスカウトの目にとまるのかって言いたいんでしょ。
「そこから先は、一輝くんが決めることだけど......。
甲子園に出てそこで終わったとしても、きっと一輝くんは後悔しない」
相手の攻撃が始まる前に、キャッチャーの防具をつけて、しまっていこー!と両手を上げ、みんなに声をかける一輝くんはやっぱり輝いてる。
あたしはグラウンドにいる一輝くんが、一番好き。
それがどんなグラウンドだとしても、どんな形だとしても。
「ドラフト指名されなくても、もし、それでもプロに行きたいっていう強い気持ちがあるなら、入団テストを受ける方法もある。高卒ですぐにプロ入りできなかったら、大学や実業団で実力をつけてもいい。
それに、なにも日本のプロ野球に絶対入んなくても、渡米してマイナーリーグのテスト受けて、そっからメジャーリーグ目指すのもアリだよ」


