「......うん、二人とも、ありがとう。
自分だけで戦ってるって、思い上がってたみたいだ。
こんなにいい仲間がいるのに......」
みのるは顔を歪ませてうつむいたあと、大きく息を吸った。
「......よしっ!」
何かを決意したように顔を上げたみのるからは、もう情けなさなんてみじんも感じなくて。
バシッとみのるの背中を後ろから叩くと、みのるは一歩前に足を踏み出した。
「みのる先輩のことありがとうございました。
敦士先輩は大丈夫です」
地面に落ちていたあたしのタオルをかかんで拾うとパタパタと汚れをはたいてから、はいと手渡してくれた一輝くん。
先を歩くみのるの背中を見ながら、それを受け取る。
「一輝くんは先輩の心を掴むのが上手いね、さすがあたしの心を掴んだだけある」
「敦士先輩たちが待っとうけん、早く行きましょう」
あたしの冗談に軽く笑顔を見せてから、一輝くんはみのるの方に走っていく。
「一輝いつからいたの?
あんな弱音を聞かれるなんて情けないな。恥ずかしい」
「大丈夫です、弱音くらい誰だって言いますよ。
俺だって言います」
「えっ?ほんと?一輝も?たとえばどんなこと?」
「今度聞いてください」
前を歩く二人からそんな話が聞こえてくるなか、あたしも二人の後をおった。
自分だけで戦ってるって、思い上がってたみたいだ。
こんなにいい仲間がいるのに......」
みのるは顔を歪ませてうつむいたあと、大きく息を吸った。
「......よしっ!」
何かを決意したように顔を上げたみのるからは、もう情けなさなんてみじんも感じなくて。
バシッとみのるの背中を後ろから叩くと、みのるは一歩前に足を踏み出した。
「みのる先輩のことありがとうございました。
敦士先輩は大丈夫です」
地面に落ちていたあたしのタオルをかかんで拾うとパタパタと汚れをはたいてから、はいと手渡してくれた一輝くん。
先を歩くみのるの背中を見ながら、それを受け取る。
「一輝くんは先輩の心を掴むのが上手いね、さすがあたしの心を掴んだだけある」
「敦士先輩たちが待っとうけん、早く行きましょう」
あたしの冗談に軽く笑顔を見せてから、一輝くんはみのるの方に走っていく。
「一輝いつからいたの?
あんな弱音を聞かれるなんて情けないな。恥ずかしい」
「大丈夫です、弱音くらい誰だって言いますよ。
俺だって言います」
「えっ?ほんと?一輝も?たとえばどんなこと?」
「今度聞いてください」
前を歩く二人からそんな話が聞こえてくるなか、あたしも二人の後をおった。


