"みのるが逃げ出しそうになったら、あたしが殴ってでも引きずってでも、何回でもみのるを連れ戻す"
その約束を今こそ果たす時だと、あたしは拳を握り、みのるを思いっきりグーで殴った。
「いつまでもウジウジしてんな!情けない!」
あたしに殴られた勢いで、頭の上にのっかっていたタオルがパサッとコンクリートの地面に落ちた。
あっけにとられているみのるにもお構いなしに、腹の底からわいてくる怒りを戸惑いなくぶつける。
「みのるは強い!あたしよりずっと強いよ!
あたしは、中学の時ソフトやってたけど、毎日しごかれてキツくて正直ダルいと思ってたし、ソフトは好きだったけど、またキツい練習あるなら、ぶっちゃけそこまでやりたいとは思わなかった。
でも、みのるは、一度は確かに逃げたかもしんないけど、またグラウンドに戻ってきたじゃん。
心バッキバキに折られてんのにさ。プロに行けるかも、甲子園行けるかも分かんないのに、またボッコボコに打たれるかもしれないのに、毎日毎日しごかれに戻ってきた。
それだけ、野球が好きなんでしょ?
じゃなかったら、ただのどMだね」
その約束を今こそ果たす時だと、あたしは拳を握り、みのるを思いっきりグーで殴った。
「いつまでもウジウジしてんな!情けない!」
あたしに殴られた勢いで、頭の上にのっかっていたタオルがパサッとコンクリートの地面に落ちた。
あっけにとられているみのるにもお構いなしに、腹の底からわいてくる怒りを戸惑いなくぶつける。
「みのるは強い!あたしよりずっと強いよ!
あたしは、中学の時ソフトやってたけど、毎日しごかれてキツくて正直ダルいと思ってたし、ソフトは好きだったけど、またキツい練習あるなら、ぶっちゃけそこまでやりたいとは思わなかった。
でも、みのるは、一度は確かに逃げたかもしんないけど、またグラウンドに戻ってきたじゃん。
心バッキバキに折られてんのにさ。プロに行けるかも、甲子園行けるかも分かんないのに、またボッコボコに打たれるかもしれないのに、毎日毎日しごかれに戻ってきた。
それだけ、野球が好きなんでしょ?
じゃなかったら、ただのどMだね」


