あたしが割り込んだことにより言い合いは止まったけど、二人とも気まずそうにあたしから視線をそらす。
行き場を失った腕をダランと下げる敦士に、みのるも床をじっと見つめている。
床を見つめていたかと思えば、急に足を進めて、ドアを開けようとしたみのる。
そんなエースの肩を、敦士が乱暴につかんでとめた。
「おい、どこ行くんだよ。もう時間ねぇって分かってんのか?次の銀月館の攻撃終わったらアップいくぞ」
「トイレに行くだけだよ。すぐ戻ってくる」
スッと敦士の手を払いのけ、いつも穏やかなみのるからは信じられないくらいに豪快な音をたてて、ドアがしまる。
「くそっ!なんなんだよあいつ」
豪快な音を立ててしまったドア、いきなり奇声を発して腹立ちまぎれに壁を蹴り飛ばした敦士。
そんなことがあれば、さすがにみんなもこの異常事態に気づいたのか。
自分の部活用のバッグから、スパイクやらグローブやらをイライラしたように乱暴に取り出し始める敦士に、みんなの注目が集まった。
「どかんしたと?」
「まぁ、ちょっとね......。
試合前だからかピリピリしてんのよ、あいつら」
全身にはてなを浮かべながら、あたしに近よってきた一輝くんに苦笑いを返す。
笑うしかないよね、もう。
どうかしたのって聞かれても、あたしもいまいち分かんないし。
「あたしもトイレ行ってくるわ。
あの猛獣が妙なことしないように見張っといて」
でもまあ、このまま放っておくわけにはいかないよね。
イライラMAXの敦士を一輝くんに託して、あたしも控え室を出た。理穂もいるし、敦士はよっぽど大丈夫でしょ。
それよりも......。
行き場を失った腕をダランと下げる敦士に、みのるも床をじっと見つめている。
床を見つめていたかと思えば、急に足を進めて、ドアを開けようとしたみのる。
そんなエースの肩を、敦士が乱暴につかんでとめた。
「おい、どこ行くんだよ。もう時間ねぇって分かってんのか?次の銀月館の攻撃終わったらアップいくぞ」
「トイレに行くだけだよ。すぐ戻ってくる」
スッと敦士の手を払いのけ、いつも穏やかなみのるからは信じられないくらいに豪快な音をたてて、ドアがしまる。
「くそっ!なんなんだよあいつ」
豪快な音を立ててしまったドア、いきなり奇声を発して腹立ちまぎれに壁を蹴り飛ばした敦士。
そんなことがあれば、さすがにみんなもこの異常事態に気づいたのか。
自分の部活用のバッグから、スパイクやらグローブやらをイライラしたように乱暴に取り出し始める敦士に、みんなの注目が集まった。
「どかんしたと?」
「まぁ、ちょっとね......。
試合前だからかピリピリしてんのよ、あいつら」
全身にはてなを浮かべながら、あたしに近よってきた一輝くんに苦笑いを返す。
笑うしかないよね、もう。
どうかしたのって聞かれても、あたしもいまいち分かんないし。
「あたしもトイレ行ってくるわ。
あの猛獣が妙なことしないように見張っといて」
でもまあ、このまま放っておくわけにはいかないよね。
イライラMAXの敦士を一輝くんに託して、あたしも控え室を出た。理穂もいるし、敦士はよっぽど大丈夫でしょ。
それよりも......。


