プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負

「ねぇ......リョーコぉ、もういこうよ」


まだ何かあたしに言い返そうとしたリョーコを友達が気まずそうにさえぎると、リョーコはあたしをにらんでから背を向ける。

マジであいつ性格悪いよね、とトイレの外から聞こえてきた声に、性格悪くてごめんねーと返しておいた。





リョーコたちがいってしばらくしてから、シーンとしたトイレの中で、鏡の中の理穂と目が合うとどちらともなく笑いがこみ上げてきた。


「......すごいね、なんか私までスッとしちゃった。

にっしーは、強いね。
私もにっしーみたいな強さがあれば良かったな」


ふふっと笑ってから、理穂が少し影のある笑みを見せたのを鏡越しに確認してから、理穂の方を向いて、直で理穂と視線を合わせる。


「もしかして、さっきみたいなこと言われてんの気にしてたりした?」