プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負

「......だったら、何?」

「え?」


あたしの静かに発した声に、リョーコだけでなく、あたしらをハラハラと見守っていたリョーコの友達と理穂、そしてリョーコの三人が反応した。


「男目当てだったら、アンタになんか関係あんのかって言ってんの。あたしが純粋に野球が好きでマネージャーやってようが、男目当てだろうが、関係ないでしょ」


もういい加減うんざり。
リョーコだけじゃない、陰口なら影でいえばいいのに、わざわざ聞こえるように言ってくるやつとかほんとウザい。

男にちやほやされたいからマネージャーやってるだの、彼氏といちゃつきに部活いってるだの。

そうだったとしても、そうじゃなくても、そんなのアンタらに何の関係があんのって話だ。
監督でもないくせに。


「ていうか、好きな人のそばにいたい応援したいって思う気持ちの何がいけないのよ!?

男目当てでマネージャーやってるって思いたければ、そう思えば?

清純ぶって好きな人のそばにいられなくなるくらいなら、ビッチで結構よ!」


あたしは野球が大好きだけど、一輝くんはもっと好き。


部内恋愛禁止のとこもあるくらいだ、世間ではあまりよく思われてなくても、悪いことしてるなんて全く思わない。

まわりに男目当てでマネージャーやってると思われようが男好きだと思われようが、あたしは一輝くんのそばにいたい。

それの何がいけないの?


陰でコソコソと好き勝手言われてんのに、いい加減ムカついて、言いたかったこと全部言ってやった。