プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負

「理穂、ちょっと話せる?」


二日後の昼休み、相変わらず部活を休み続けメールで理由を聞いても曖昧な返事しか返ってこない理穂にしびれを切らし、理穂のクラスまで直接きてしまった。


去年同クラだった子はにっしーと手を振ってくれたけど、それ以外の女子からはジロジロ見られているアウェイな空間。

それをものともせず、理穂の席まで突き進んできたあたしに、理穂はあせったように廊下を指してから席を立つ。


ていうか、あたしより理穂の方がこのクラスから浮いてんじゃん。昼休みだってのに、誰ともしゃべらずに一人で英語の予習なんかやってんの?

やりかけの英語のノートをちらりと見てから、理穂を追って廊下に出た。





「にっしー......、どうしたの?
わざわざ私のクラスまできて」

「分かってんでしょ?あたしが何言いたいのか。
みんな心配してんのよ?理穂が休んでること」


廊下の窓の方に体を向けて、うつむく理穂。


あたしと視線を合わそうとはしないおとなしめの服装の理穂、ハデなあたしといるのをはたからみると、まるであたしがイジメているみたいに見えるんだろう。

だけど、どう見えてもいいとばかりに、あたしは理穂から視線をそらさない。