プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負

「ねぇ、さっきの子たち、金子くんの知り合い?
金子くん狙いだったりするんじゃない?」


一年女子たちが遠くなっていくのを見送ってから、トスを上げながら、何気にそんなことを会話に混ぜてみる。


「え!?いや、同じクラスの子たちですけど......。
俺狙いではないと思います、よ?」


ポコッとボールをネットに向かって打ってから、声を裏返らせる金子くん。


「えー?でもさぁ、さっきあたし思いっきりにらまれてたみたい。だから金子くん狙いなのかと思っちゃったよ」


話したこともない一年女子に恨みを買った覚えは全くないけど、金子くんのことを好きな女子が一緒にいるあたしに嫉妬、ならまだ理解ができる。

っていっても、ただ部活中に一緒にいるだけなのに、嫉妬するほどでもないと思うから、やっぱ謎。