プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負

「なにやってんだ敦士!全然タイミング合ってねぇじゃねぇか!まさかもうバテたんじゃねぇだろうな」


そして、高田っちお得意の地獄の百本ノック。

内野外野のそれぞれ守備位置について行うノックとは違って、ノッカーと受ける人のマンツーマンで行われるノックだ。百球捕るまで終われないという、ノックを打ってもらう人だけでなく、打つほうも体力勝負のノック。


「......バテてません!おねがいします!」

「ああ!?聞こえねぇな」


高田っち直々にマンツーマンノックを打ってもらえる今日の超絶ラッキーボーイの敦士。

後ろにフェンスを数枚張り、敦士はグローブ片手に必死で声を張り上げる。


耳に手を当てて、そんな敦士をあおる高田っち、マジ鬼畜。口ではカツ入れながらも、口の端上がってるし。

自分が一番楽しんでるんじゃん。

ボール渡ししてると、いかに高田っちが野球狂か分かるよね。


「おねがいします!!」


数回声だしさせられた後、ようやく打たれたボールに敦士は飛びついていく。