それから一週間後。
「西川!ちょっとこい!」
みんながアップにいってる最中、例の敦士のおじいちゃんに呼ばれて、フェンス裏まで走っていく。
ちょっと練習中に歩こうものなら、とんでもなく怒られるから。
「お前またスリッパできただろ!
神聖なグラウンドを何だと思ってるんだ!」
「スリッパ?やだ監督、あれミュールっていうんですよ」
敦士はものすごく嫌がってるけど、結局このおじいちゃんはあれから毎日きてる。
うちの顧問は一切野球の指導はできないもんだから、歓迎されてるうえに、なぜかいきなりこの人が監督扱いになってるんだよね。
それはいいんだけど、毎日のように怒鳴られるのは勘弁してほしい。いきなり呼び捨てだし、スリッパとミュールの区別つかないし。
「みゅ......?と、とにかくあんな靴でくるな!
お前は遊びにここにきてるのか?
男とベタベタするためにここにきてるんじゃねぇだろうな。何のためにきてるか言ってみろ!」
もう高校生の孫がいるにも関わらず、いまだサングラスで片手バットがよく似合う高田っちは、聞く耳もたず。
よく分かんないけど、口答えは許されないらしい。
「違います!野球が好きだからです!
真面目に野球をやるみんなをサポートするためです!」
「そうか!ならいい」
「はい!ありがとうございます!
以後気をつけます!」
「分かったならいってよし!」
「はい!すみませんでした!」
フェンス裏からアップ中のみんなを腕を組んだままじっと見つめている高田っちに、頭を下げてから部室に戻る。
もちろんダッシュで。
ふぅ......。
なんでこんないきなり体育会系のノリなのか。
でも高田っちがきてから部の雰囲気もしまってるし、野球部らしさがまして、いい方向に向かってるような気もしないでもない。
「西川!ちょっとこい!」
みんながアップにいってる最中、例の敦士のおじいちゃんに呼ばれて、フェンス裏まで走っていく。
ちょっと練習中に歩こうものなら、とんでもなく怒られるから。
「お前またスリッパできただろ!
神聖なグラウンドを何だと思ってるんだ!」
「スリッパ?やだ監督、あれミュールっていうんですよ」
敦士はものすごく嫌がってるけど、結局このおじいちゃんはあれから毎日きてる。
うちの顧問は一切野球の指導はできないもんだから、歓迎されてるうえに、なぜかいきなりこの人が監督扱いになってるんだよね。
それはいいんだけど、毎日のように怒鳴られるのは勘弁してほしい。いきなり呼び捨てだし、スリッパとミュールの区別つかないし。
「みゅ......?と、とにかくあんな靴でくるな!
お前は遊びにここにきてるのか?
男とベタベタするためにここにきてるんじゃねぇだろうな。何のためにきてるか言ってみろ!」
もう高校生の孫がいるにも関わらず、いまだサングラスで片手バットがよく似合う高田っちは、聞く耳もたず。
よく分かんないけど、口答えは許されないらしい。
「違います!野球が好きだからです!
真面目に野球をやるみんなをサポートするためです!」
「そうか!ならいい」
「はい!ありがとうございます!
以後気をつけます!」
「分かったならいってよし!」
「はい!すみませんでした!」
フェンス裏からアップ中のみんなを腕を組んだままじっと見つめている高田っちに、頭を下げてから部室に戻る。
もちろんダッシュで。
ふぅ......。
なんでこんないきなり体育会系のノリなのか。
でも高田っちがきてから部の雰囲気もしまってるし、野球部らしさがまして、いい方向に向かってるような気もしないでもない。


