プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負

「いいおじいさんじゃないですか、敦士先輩」


一輝くんを始め、いつのまにか他のみんなもわらわらと集まってきていて、無になっている敦士に声をかける。

一輝くん以外の人は引いているのか、苦笑いでだけれども。


「お前ら他人事だと思ってんだろ。
オヤジもこんなんだぞ?
ガキの頃から、ダブルでコレだ。

どんな野球好きでも、こんなんがダブルでいたら嫌いになるわ」


なるほどね、だから野球から離れてたってわけね。
たしかに、ダブルでコレはキツい。

本気で嫌そうな敦士だけど。


「ふーん.....、でもさ、部活中のアンタ、おじいちゃんにそっくりじゃん」


普段の軽いノリなんて別人格のようにどこかにいってしまう、部活中の鬼キャプテンの敦士を思い出す。

みんな同じような似たことを思っていたのか、あたしの言葉に全員が同意。

敦士だけがまたまた嫌そうにため息をつく。