プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負

「私は忙しいんだ、そんな時間はない。

......もういい、よく分かった。
お前の好きにしなさい、実。
もうお前には何も期待しない」


深くため息をついたあとに、みのるの方をちらと一瞥すると、みのるパパはさっさと背を向けてしまった。

みのるはそんなパパに何の返事もしないで、ただじっとその背中が見えなくなるまで見つめ続けていた。






「うちの親が失礼なこと言って、ごめん」


お互いに黙りこんでいると、みのるはどこか遠くを見つめたまま、静かな声でそうつぶやいた。


「ううん、気にしてない」

「本当?傷ついてない?」

「全然。無傷よ。

それより......、みのるこそ、大丈夫?」


ちょっと心配そうにあたしの顔をのぞきこんだみのるに、首を横にふってから、みのるの顔色を伺う。