プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負

まだみのると話すようになってから半年も経ってないし、昔のみのるも知らない。

でも、それでも分かることはある。


「明日、試合があるんです。
もし時間があれば、見にきてもらえませんか?
一度でもいいから、試合中のみのるを見てあげてほしいんです」


過ごした時間が短くても、野球が好きだと熱く語らなくても、試合を見れば分かる。

みのるがどれだけ野球が好きかってこと。


一輝くんも、敦士も、それから万年補欠だったという一年生も、うちの部のやつらはみんな野球が好きなやつばっかりだから。

それを見れば、みのるパパだって......。


深く下げていた頭を元に戻し、みのるパパの顔を見ると、先ほどとは何も変わらず、相変わらず冷たい表情のまま。