「とにかく、にっしーはちゃんとした子だし、部活だって真面目にやってるよ。遊んでるわけじゃないから」
「結果も残せないくせに、何言ってるんだ。
中学の時と同じように、今年もまた、お前は決勝でピッチャーやらなかったじゃないか。結局お前はいつも口だけだ。
無駄なことしてる時間があるなら、勉強しなさい」
どこまでも冷たい態度のみのるパパに、みのるはうつむいて唇を噛み締めた。
......人の家庭のことにあんまり口出したりしない方がいいのは分かってる。
だけど、パパの言葉にぎゅっとこぶしをにぎるみのるの姿に、あたしは黙ってなんていられなかった。
「あのっ!差し出がましいようですが、言わせてください。
中学の時のことは知りませんが、確かに今年は決勝で負けました。でも......っ!みのるは、野球が好きなんです。
すごく、すごく、野球が好きなんです」
「にっしー、いいよ。
この人には、何言っても無駄だから。
昔から、こんな感じなんだ」
黙ったまま、冷たく見下すみのるパパに必死で訴えるあたしをみのるがとめたけど、それを振り払って、あたしはガバッと頭を下げる。
「結果も残せないくせに、何言ってるんだ。
中学の時と同じように、今年もまた、お前は決勝でピッチャーやらなかったじゃないか。結局お前はいつも口だけだ。
無駄なことしてる時間があるなら、勉強しなさい」
どこまでも冷たい態度のみのるパパに、みのるはうつむいて唇を噛み締めた。
......人の家庭のことにあんまり口出したりしない方がいいのは分かってる。
だけど、パパの言葉にぎゅっとこぶしをにぎるみのるの姿に、あたしは黙ってなんていられなかった。
「あのっ!差し出がましいようですが、言わせてください。
中学の時のことは知りませんが、確かに今年は決勝で負けました。でも......っ!みのるは、野球が好きなんです。
すごく、すごく、野球が好きなんです」
「にっしー、いいよ。
この人には、何言っても無駄だから。
昔から、こんな感じなんだ」
黙ったまま、冷たく見下すみのるパパに必死で訴えるあたしをみのるがとめたけど、それを振り払って、あたしはガバッと頭を下げる。


