「......俺の小さい頃の夢は、プロ野球選手でした」
テレビからはブラスバンドの応援や解説者の声が聞こえるなか、閉じたままの雑誌をただ見つめていたら、一輝くんがそんなことをぽつりと言った。
「そうなんだ。一輝くんらしいね。
今は違うの?」
秀のことはもう気にしていないのかなんなのか分からないけど、唐突に切り出された話題に疑問を抱きつつも、 いかにも一輝くんらしい夢に、自然と笑顔になる。
「今は、甲子園に行くことです。
それから、今日、新しい夢ができました」
真剣な表情のわりに、やけに落ち着いた声で突拍子もないことを言い出す一輝くんに首をかしげた。
秀と同じくらいかそれ以上に、一輝くんも予測不可能なことするのよね。
「え?今日?何?」
「俺も......、メジャー行きます」
「え......?」
テレビからはブラスバンドの応援や解説者の声が聞こえるなか、閉じたままの雑誌をただ見つめていたら、一輝くんがそんなことをぽつりと言った。
「そうなんだ。一輝くんらしいね。
今は違うの?」
秀のことはもう気にしていないのかなんなのか分からないけど、唐突に切り出された話題に疑問を抱きつつも、 いかにも一輝くんらしい夢に、自然と笑顔になる。
「今は、甲子園に行くことです。
それから、今日、新しい夢ができました」
真剣な表情のわりに、やけに落ち着いた声で突拍子もないことを言い出す一輝くんに首をかしげた。
秀と同じくらいかそれ以上に、一輝くんも予測不可能なことするのよね。
「え?今日?何?」
「俺も......、メジャー行きます」
「え......?」


