「一馬くん、なんであの子が居ないとだめなの!?」
「なんでも。」
よりによって梓紗の前で...
....コイツ空気読めねえ。
「あのs.......梓紗!」
教室から出ていく梓紗の後姿を見失わないように
ただ無我夢中で走った。
着いたのはまたしても屋上。
泣き笑いしてる梓紗。
「なんで泣いてんの?」
「一...馬...」
今にも大声で泣き出しそうな目で俺を見つめる。
「なにがあったかは聞かないよ。
でも俺の胸貸すから思い切り泣けよ。」
そう言って彼女を自分の胸に引き寄せた。
腕を回し、思い切り泣き出した梓紗。
俺はただ頷いて背中をさすってやることしかできなかった。
今日、人との関わりを持たない
彼女に恋をしました。

