週明けの月曜日。
いつもと変わらぬお昼の時間。
静かに綺麗な所作でお弁当を食べる課長。
そして、その様子をうっとりと眺める私。
ああ、なんて幸せなの?
先週末からの出来事を振り返るととんでもない大きな嵐に巻き込まれた気がしたけど、雨降って地固まる。
そのお陰で課長との距離がぐっと縮まった気がする。なのに、
「課長…」
「どうしました、桃原さん。」
「こちらの方達は何故、ここにいらっしゃるんでしょうか?」
そう、いつもの第三会議室。
私と課長の秘密の場所。
私にとって忙しい課長との距離を縮める為の大切な時間。
なのに、何故この二人がいる?
「桃原さん、すいません。邪魔するつもりはないのですが杏香さん、あっ、えっと、雉原さんがどうしてもっていうので、それで桃原さんの後を付けたらここに辿りつきまして……」
と、私の隣に座り耳元に小声で説明してくる乾くん。
「ちょっと、そこの二人、感じ悪いわね。何コソコソ話してんのよ。」
その乾くんの隣に座るは本日も変わらぬ美しさでいらっしゃる氷の女王様が。
課長は相変わらず黙ったままだけど、何かすっごい目付きで睨まれてる気が……。
「えっと、雉原さんがお弁当ランチと言うものをした事がないそうで、一度で良いからやってみたいと仰せつかりまして。」
なるほど。
氷の女王様のご希望ならば仕方ない。
受け入れるのみだ。
て言うか…
「そのお弁当って雉原さんが作ったんですか?」
乾くんと雉原さんの前に置かれた手作りのお弁当。
ちょっとしたキャラ弁になっていてめちゃくちゃ女子力高いんだけど。
やはり仕事が出来る人は何をやっても卒なくこなすというのか?
いつもと変わらぬお昼の時間。
静かに綺麗な所作でお弁当を食べる課長。
そして、その様子をうっとりと眺める私。
ああ、なんて幸せなの?
先週末からの出来事を振り返るととんでもない大きな嵐に巻き込まれた気がしたけど、雨降って地固まる。
そのお陰で課長との距離がぐっと縮まった気がする。なのに、
「課長…」
「どうしました、桃原さん。」
「こちらの方達は何故、ここにいらっしゃるんでしょうか?」
そう、いつもの第三会議室。
私と課長の秘密の場所。
私にとって忙しい課長との距離を縮める為の大切な時間。
なのに、何故この二人がいる?
「桃原さん、すいません。邪魔するつもりはないのですが杏香さん、あっ、えっと、雉原さんがどうしてもっていうので、それで桃原さんの後を付けたらここに辿りつきまして……」
と、私の隣に座り耳元に小声で説明してくる乾くん。
「ちょっと、そこの二人、感じ悪いわね。何コソコソ話してんのよ。」
その乾くんの隣に座るは本日も変わらぬ美しさでいらっしゃる氷の女王様が。
課長は相変わらず黙ったままだけど、何かすっごい目付きで睨まれてる気が……。
「えっと、雉原さんがお弁当ランチと言うものをした事がないそうで、一度で良いからやってみたいと仰せつかりまして。」
なるほど。
氷の女王様のご希望ならば仕方ない。
受け入れるのみだ。
て言うか…
「そのお弁当って雉原さんが作ったんですか?」
乾くんと雉原さんの前に置かれた手作りのお弁当。
ちょっとしたキャラ弁になっていてめちゃくちゃ女子力高いんだけど。
やはり仕事が出来る人は何をやっても卒なくこなすというのか?