「お人好しにも程がある。」
君はイケメンすぎるにも程があるけどね。
「人の話聞いてる?」
「うん、聞いてる、聞いてますってば。」
「仕事だからって簡単に引き下がっちゃダメでしょ。兎に角、俺、ちょっと強力なツテがあるんですよ。」
「強力なツテ?」
「まぁ、任せてください。ねっ、俺を信じてよ?」
ほんとなら、俺を信じてよ?なんてイケメンに言われれば誰だってうっとり顔で200パー信じるだろう。
しかしながら、この状況ではとてもじゃないけど……仕方ないか。
今は何を言っても聞き入れて貰えないだろうし。大人しく乾くんの話に相槌打ってればやり過ごせるはず。
って軽く考えてたんだよねぇ、この時は。
更に人を巻き込みどえらい事態になるなんてさぁ。分かってれば協力するって話を何としてでも断ったのに。
結局、乾くん一人テンション上がってその日はお開きとなった。
駅に向かう途中で乾くんにコンビニに引っ張られ何故かブラックサンダー1箱買わされるはめに。
まぁ、なんだかんだ言ってさっきの店の会計、乾くんが出してくれたんだよね。私の方が先輩なのに誘ったの自分だからって。そういう所、男気あるなって思う。
「ねぇ、ブラックサンダーって今、流行ってんの?」
レジで会計してブラックサンダーを乾くんに渡しながら聞いてみる。
だってそうそうないよね?
ひと月に二回もブラサン箱買いするなんて。しかも二回とも自分用じゃないし。
マサルは確かに昔からチョコが好きだからわかる気もするけど乾くんまで同じ事を言うとは…
「流行ってるのかなぁ。それは分かんないけどちょっと小腹が空いた時に良いんですよね。後、疲れて糖分補給したい時とか。」
「そうなんだ。」
なるほどねぇ。
確かに食べやすいサイズではあるけれど。
「まぁ、任せてくだい。これをもらった以上、ご主人様を裏切るような事はしませんから。それ以上の働きしてみせます。」
「あ、ありがと…」
ブラックサンダー抱えて決め顔で言われてもねぇ。
君はイケメンすぎるにも程があるけどね。
「人の話聞いてる?」
「うん、聞いてる、聞いてますってば。」
「仕事だからって簡単に引き下がっちゃダメでしょ。兎に角、俺、ちょっと強力なツテがあるんですよ。」
「強力なツテ?」
「まぁ、任せてください。ねっ、俺を信じてよ?」
ほんとなら、俺を信じてよ?なんてイケメンに言われれば誰だってうっとり顔で200パー信じるだろう。
しかしながら、この状況ではとてもじゃないけど……仕方ないか。
今は何を言っても聞き入れて貰えないだろうし。大人しく乾くんの話に相槌打ってればやり過ごせるはず。
って軽く考えてたんだよねぇ、この時は。
更に人を巻き込みどえらい事態になるなんてさぁ。分かってれば協力するって話を何としてでも断ったのに。
結局、乾くん一人テンション上がってその日はお開きとなった。
駅に向かう途中で乾くんにコンビニに引っ張られ何故かブラックサンダー1箱買わされるはめに。
まぁ、なんだかんだ言ってさっきの店の会計、乾くんが出してくれたんだよね。私の方が先輩なのに誘ったの自分だからって。そういう所、男気あるなって思う。
「ねぇ、ブラックサンダーって今、流行ってんの?」
レジで会計してブラックサンダーを乾くんに渡しながら聞いてみる。
だってそうそうないよね?
ひと月に二回もブラサン箱買いするなんて。しかも二回とも自分用じゃないし。
マサルは確かに昔からチョコが好きだからわかる気もするけど乾くんまで同じ事を言うとは…
「流行ってるのかなぁ。それは分かんないけどちょっと小腹が空いた時に良いんですよね。後、疲れて糖分補給したい時とか。」
「そうなんだ。」
なるほどねぇ。
確かに食べやすいサイズではあるけれど。
「まぁ、任せてくだい。これをもらった以上、ご主人様を裏切るような事はしませんから。それ以上の働きしてみせます。」
「あ、ありがと…」
ブラックサンダー抱えて決め顔で言われてもねぇ。



