「姉ちゃん、ありがちょんまげ。」
「う、うん。その代わり約束は守んなさいよ。さっきの見なかった事にするって。」
「うん、俺っち、嘘つかない。」
一番、嘘つきそうに見えるけどな。ほんと、こんなちゃらんぽらんなのがよく法学部とか行ってるよね?日本の将来を本気で心配するわ。
「っで、姉ちゃん、あのほうじ茶パフェ旨かったん?」
「マサルくん、君、どっからどこまで見てたの?まさか本気で後をつけてたとか?」
「ん?頭が金髪になるサイヤ人の映画見てパフェ食べて帰るまでだよ。あっ、車の出来事は見なかった事にするからね。」
な、なんて?
それって、もはや、後つけてるも同然じゃん。もしかして、もしかするとだけど………
「お父さんに言われたの?」
そうとしか考えられない。うちのお父さんならマサルに後をつけてこいとか平気で言いそうだ。
「うん、そうだよ。だってブラサン、2箱も買ってくれるって言うんだもん。パピー気前いいよね。あっ、でも俺っちもデートしてたのはホントだよ。だけど俺っちプランのデートじゃないから今日の女の子、残念そうだった。あっ、それと車の中でチウしそうになってた事は言わないから安心して。」
チウって、コイツ、マジでムカつく。それに今日の女の子っていつも取っ替え引っ替えなの?って言うか他の事は言うんかいっ。
「マサルっ、騙したわね。ブラサン返しないさいっ。」
「ヤダよ。姉ちゃん、俺っち、自転車だからじゃぁねぇ。」
そう言うとマサルは駐輪場へと走っていった。
やられた……
まんまと弟にはめられた。
いや、父親にか?
だけどなんで?なんで私がデートだとばれてたの?それに私が出掛ける時、誰もいなかったじゃん。
謎を抱えたまま帰るものの、その後、直ぐに前日からデートの服選びに夢中になっていた私の姿を見ればバレバレだったとマサルから聞かされ知ることとなるんだけど。
アホだぁ、私。
「う、うん。その代わり約束は守んなさいよ。さっきの見なかった事にするって。」
「うん、俺っち、嘘つかない。」
一番、嘘つきそうに見えるけどな。ほんと、こんなちゃらんぽらんなのがよく法学部とか行ってるよね?日本の将来を本気で心配するわ。
「っで、姉ちゃん、あのほうじ茶パフェ旨かったん?」
「マサルくん、君、どっからどこまで見てたの?まさか本気で後をつけてたとか?」
「ん?頭が金髪になるサイヤ人の映画見てパフェ食べて帰るまでだよ。あっ、車の出来事は見なかった事にするからね。」
な、なんて?
それって、もはや、後つけてるも同然じゃん。もしかして、もしかするとだけど………
「お父さんに言われたの?」
そうとしか考えられない。うちのお父さんならマサルに後をつけてこいとか平気で言いそうだ。
「うん、そうだよ。だってブラサン、2箱も買ってくれるって言うんだもん。パピー気前いいよね。あっ、でも俺っちもデートしてたのはホントだよ。だけど俺っちプランのデートじゃないから今日の女の子、残念そうだった。あっ、それと車の中でチウしそうになってた事は言わないから安心して。」
チウって、コイツ、マジでムカつく。それに今日の女の子っていつも取っ替え引っ替えなの?って言うか他の事は言うんかいっ。
「マサルっ、騙したわね。ブラサン返しないさいっ。」
「ヤダよ。姉ちゃん、俺っち、自転車だからじゃぁねぇ。」
そう言うとマサルは駐輪場へと走っていった。
やられた……
まんまと弟にはめられた。
いや、父親にか?
だけどなんで?なんで私がデートだとばれてたの?それに私が出掛ける時、誰もいなかったじゃん。
謎を抱えたまま帰るものの、その後、直ぐに前日からデートの服選びに夢中になっていた私の姿を見ればバレバレだったとマサルから聞かされ知ることとなるんだけど。
アホだぁ、私。



