***
「っで、何で俺が課長にあげるチョコ作りの手伝いしなきゃなんないんですか?」
「純太、ケチ臭いこと言うなって。しょうがないだろ?私はチョコとか作れないんだし。だけど可愛い後輩のモモがこの私に助けを求めて来たんだよ?この世が終わりみたいな顔してさぁ。」
事実よりかなり脚色されてるんですが…言えないよねぇ。
「ごめんね、乾くん。雉原さんにバレンタインのこと聞かれて、それで課長に渡そうと思ってるって正直に言ったらこんなことになっちゃって。」
女王様には聞こえないようにこそっと乾くんに伝える。
「そんなことだろうと思いましたよ。良いですよ、折角だし僕でお役に立てるなら。スイーツも得意なんです。」
乾くんの言葉にその業界に転職したら?と本気で思う。
バレンタインデーを控えた祝日に私は雉原さんのマンションを訪れていた。
もちろん、今日は課長抜きだ。
「っで、こんな風にこの上でコロコロと転がせると…自然なツノが出来てトリュフっぽくなるでしょ?」
「本当だね。これなら一人でも作れそうな気がする。ありがとうね。」
乾くんに素人の私でも簡単に作れるトリュフの作り方を教えてもらった。
課長、たくさんは食べないって言ってたしトリュフなら一個食べるだけで結構、ボリュームあるもんね。
甘いもの好きだといってたから、濃厚な甘さにしてみた。
後はバレンタインの前日に一人でちゃんと作れれば良いんだけど…。
「っで、何で俺が課長にあげるチョコ作りの手伝いしなきゃなんないんですか?」
「純太、ケチ臭いこと言うなって。しょうがないだろ?私はチョコとか作れないんだし。だけど可愛い後輩のモモがこの私に助けを求めて来たんだよ?この世が終わりみたいな顔してさぁ。」
事実よりかなり脚色されてるんですが…言えないよねぇ。
「ごめんね、乾くん。雉原さんにバレンタインのこと聞かれて、それで課長に渡そうと思ってるって正直に言ったらこんなことになっちゃって。」
女王様には聞こえないようにこそっと乾くんに伝える。
「そんなことだろうと思いましたよ。良いですよ、折角だし僕でお役に立てるなら。スイーツも得意なんです。」
乾くんの言葉にその業界に転職したら?と本気で思う。
バレンタインデーを控えた祝日に私は雉原さんのマンションを訪れていた。
もちろん、今日は課長抜きだ。
「っで、こんな風にこの上でコロコロと転がせると…自然なツノが出来てトリュフっぽくなるでしょ?」
「本当だね。これなら一人でも作れそうな気がする。ありがとうね。」
乾くんに素人の私でも簡単に作れるトリュフの作り方を教えてもらった。
課長、たくさんは食べないって言ってたしトリュフなら一個食べるだけで結構、ボリュームあるもんね。
甘いもの好きだといってたから、濃厚な甘さにしてみた。
後はバレンタインの前日に一人でちゃんと作れれば良いんだけど…。



