「なるほど。よく分かりました。甘いものはとても好きです。」
項垂れる私を見て何かを察してくれたのか課長が言った。
「ん?」
慌てて顔を上げる。
「ですから、甘いものは好きだと言ったのです。」
「好きってことは…じゃあ、受け取って貰えるんですか?」
「ええ、そうですね。但し、」
「但し?」
「実は甘いものをたくさん食べると次の日に出来てしまうのです。」
出来る?出来るって…
「何がですか?」
「吹き出物が…出来るから。」
と不貞腐れた顔して課長が言う。もしかして、恥ずかしいんだ。吹き出物が出来るのが。
そりゃそうか?これだけのイケメンだもんね。綺麗なお顔に吹き出物出来ただけでも注目の的だよね。
意外にも乙女な事を言う課長に萌えてしまう。
「了解しました。任せてくださいっ。その点には十分気を付けます。」
「宜しくお願いします。では僕はこれから外出なので先に行きます。」
そっか、課長午後から外出でそのまま直帰だもんね。今日は会えないのか…
寂しい……
とは言えないこの空気。
「そんな顔されると行きにくくなりますね。」
先に立ち上がった課長が会議室の机に手を付くとそのまま私の目の前が暗くなる。
一瞬ではあるけれど唇が重なった。
うきゃぁ。恥ずかしすぎてフリーズしてしまう。
「今のでは足りないですか?」
どうやら固まってなにも反応出来ないでいる私を見て物足りなかったと勘違いしている様子だ。
十分足りてると言いたいのに言葉が出てこない。
「だけどこれ以上するとそのままここで押し倒しかねませんが宜しいですか?」
「よ、宜しくないですっ。」
やっとの事で言うと課長は「相性を試せる時が来たと思ったのですが残念ですね。」と悪びれることも無く言い残し会議室を後にした。
絶対、私の反応見て面白がってる。
だって後ろ姿、肩が震えてたし。
うぅ、悔しい。
だけど、ドキドキが止まらないんだけど。
項垂れる私を見て何かを察してくれたのか課長が言った。
「ん?」
慌てて顔を上げる。
「ですから、甘いものは好きだと言ったのです。」
「好きってことは…じゃあ、受け取って貰えるんですか?」
「ええ、そうですね。但し、」
「但し?」
「実は甘いものをたくさん食べると次の日に出来てしまうのです。」
出来る?出来るって…
「何がですか?」
「吹き出物が…出来るから。」
と不貞腐れた顔して課長が言う。もしかして、恥ずかしいんだ。吹き出物が出来るのが。
そりゃそうか?これだけのイケメンだもんね。綺麗なお顔に吹き出物出来ただけでも注目の的だよね。
意外にも乙女な事を言う課長に萌えてしまう。
「了解しました。任せてくださいっ。その点には十分気を付けます。」
「宜しくお願いします。では僕はこれから外出なので先に行きます。」
そっか、課長午後から外出でそのまま直帰だもんね。今日は会えないのか…
寂しい……
とは言えないこの空気。
「そんな顔されると行きにくくなりますね。」
先に立ち上がった課長が会議室の机に手を付くとそのまま私の目の前が暗くなる。
一瞬ではあるけれど唇が重なった。
うきゃぁ。恥ずかしすぎてフリーズしてしまう。
「今のでは足りないですか?」
どうやら固まってなにも反応出来ないでいる私を見て物足りなかったと勘違いしている様子だ。
十分足りてると言いたいのに言葉が出てこない。
「だけどこれ以上するとそのままここで押し倒しかねませんが宜しいですか?」
「よ、宜しくないですっ。」
やっとの事で言うと課長は「相性を試せる時が来たと思ったのですが残念ですね。」と悪びれることも無く言い残し会議室を後にした。
絶対、私の反応見て面白がってる。
だって後ろ姿、肩が震えてたし。
うぅ、悔しい。
だけど、ドキドキが止まらないんだけど。



