「確かに僕は風呂上がりです。それに君のスウェットを勝手に拝借し、申し訳ないと思っています。」
深々とマサルに頭を下げる課長。
「課長っ、止めてください。」
私が話すのを手で制する。
仕方なく私も黙って話を聞く。
「それと、お姉さんの首に印を付けたのも間違いなく僕です。」
あちゃぁ……
言っちゃった…
どうすんのよ。
マサル、キレると結構、質悪いんだよね。
「課長、何も真に受けて説明しなくても。服乾いてるかもしれませんし、見てきましょうか。マサル、言っとくけど課長がお風呂に入ったのはポロンが課長の足元に粗相をしたからだよ。それでお風呂に入ってもらったの。服を洗ってる間にね。」
「ふうん、ポロンね。だけど、それは?」
「えっと、これは……」
私が答えられないでいると横から課長が、
「それは僕のだと言う意味でつけましたが他に何か?」
悪びれることもなくしれっと言いのける。
「はあ?何をヌケヌケと。結局、ヤッたのかよ。人んち上がりんでそんな弱ってる時の姉ちゃんにつけ込んでヤッたのかよ。」
「マサルっ!」
「良いんですよ、桃原さん。彼が君の事を大切に思ってるのはこの前の映画の時に分かってますから。」
「えっ、姉ちゃん言ったの?この人に。」
「この人じゃなくて三鬼課長。課長はあの時から気付いてたわよ。あんたの下手くそな尾行にね。」
「マジかよ。」
「そっ、マジ。」
「マサルくんでしたか?君のお姉さんを思う気持ちに対して僕も正直に話します。昨夜、僕はヤッてしまおうと思っていました。しかし残念ながらお姉さんとは結局、ヤれませんでした。」
「課長っ。なに、真面目に答えてるんですかっ。」
「本当の事を話した方が彼も納得するでしょう?」
だけど、いくらなんでもそんなやるだのやらないだの……止めてよぉ。
深々とマサルに頭を下げる課長。
「課長っ、止めてください。」
私が話すのを手で制する。
仕方なく私も黙って話を聞く。
「それと、お姉さんの首に印を付けたのも間違いなく僕です。」
あちゃぁ……
言っちゃった…
どうすんのよ。
マサル、キレると結構、質悪いんだよね。
「課長、何も真に受けて説明しなくても。服乾いてるかもしれませんし、見てきましょうか。マサル、言っとくけど課長がお風呂に入ったのはポロンが課長の足元に粗相をしたからだよ。それでお風呂に入ってもらったの。服を洗ってる間にね。」
「ふうん、ポロンね。だけど、それは?」
「えっと、これは……」
私が答えられないでいると横から課長が、
「それは僕のだと言う意味でつけましたが他に何か?」
悪びれることもなくしれっと言いのける。
「はあ?何をヌケヌケと。結局、ヤッたのかよ。人んち上がりんでそんな弱ってる時の姉ちゃんにつけ込んでヤッたのかよ。」
「マサルっ!」
「良いんですよ、桃原さん。彼が君の事を大切に思ってるのはこの前の映画の時に分かってますから。」
「えっ、姉ちゃん言ったの?この人に。」
「この人じゃなくて三鬼課長。課長はあの時から気付いてたわよ。あんたの下手くそな尾行にね。」
「マジかよ。」
「そっ、マジ。」
「マサルくんでしたか?君のお姉さんを思う気持ちに対して僕も正直に話します。昨夜、僕はヤッてしまおうと思っていました。しかし残念ながらお姉さんとは結局、ヤれませんでした。」
「課長っ。なに、真面目に答えてるんですかっ。」
「本当の事を話した方が彼も納得するでしょう?」
だけど、いくらなんでもそんなやるだのやらないだの……止めてよぉ。



