そして、起きてみるとこの有様だ。 羽が生える?そんなことってあるだろうか。 朱理は起き上がって洗面所へ向かい、鏡の前にたった。 正面を向いて立つと、不自然な箇所はなかった。 おそるおそる背中を向けて立ってみた。 …やっぱり生えてる。 不幸中の幸いというか、この羽がまだ小さいことが朱理の唯一の救いだった。