お助け倶楽部の事件簿

どういうことかわからない私が涼を見ると、彼は悲しい笑みを作った。

「こんなに泣いてばかりの穂乃果がいじめの張本人であるわけがない」

その言葉に、穂乃果がビクッと体を震わせた。


涼は、そのまま穂乃果に視線を移す。

「本当は逆だったんだろ?」

涼の静かな問いかけに、うなだれたまま静かに涙をこぼす穂乃果。


「……どういうこと?」


涼はいったいなにを言っているの?