最強モテ子と落ちない彼

クラス合宿後、熱が下がらなくてそのまま3日間学校を休んでしまった。

今日久しぶりに登校して、勇気を出して七海と風子と翔平に打ち明けた。

ずっと高村を好きだったこと。
どうやら、高村が付き合ってくれるらしいこと。

「そっか、ついにうまくいったんだね~。良かったね、まりあ」
と七海。

「もちろん知ってたよー。まりあが朝早く来てるのは高村君に会いたいからでしょ?
少女漫画的にも良いシーンだなって思ってたよ」と風子。

「高村に気づかれてないと思ってたお前にびっくりしたわ」と翔平。


・・・みんな、気付いてたんだ。

「まりあが打ち明けやすいように、さりげなーく恋話に持っていったりしてたのになかなか話してくれないんだもん!
ちょっと寂しかったんだからね」

風子にふてくされたように言われて、もっと早く相談してればよかったなんて今更思ったりした。


放課後、私は高村と一緒に駅に向かう。

週に2回くらいなら一緒に帰ってもいいよって言ってくれた。

付き合うフリだった時より少ないってのが悲しいけど・・・

「ねぇ、高村。一つ聞きたいんだけど・・・」

「なに?」

相変わらず、こっちを見もしない。

「小宮さんにさ、告白されたりした? なんて答えるのかなーって」

「あぁ、小宮さん。
彼女はねー、僕と三浦が付き合ってたらいいなっていう特殊な性癖の持ち主なんだよ。

恋敵じゃなくて良かったね」

「!!!!」

翔平?
高村と翔平??

開いた口が塞がらない私を見て、高村が大爆笑してる。