キミが幸せに。


先生が不在の保健室に入り、空いているベッドに腰掛ける。


「大丈夫か?顔色悪いな」


ベッドサイドにパイプ椅子を置き、向かい合うような形で座った湊太。


「何か色々迷惑かけちゃってごめんね……」


あたしは湊太に謝った。


「何で謝るんだよ。梨子は何も悪くないし」


「でも……」


「いや、つーか俺の方こそごめんな。シュウって……梨子の元カレだったんだろ?」


「うん……」


「アイツのこと、今も好きなの?」


「え?」


思わず顔を上げると、湊太とバチッと至近距離で目が合った。