「今井くん、ありがとう」 「何が」 俺は、ポケットに手を突っ込んだまま前を向いて石原さんに答えた。 「一緒に来てくれてさ」 そう言った石原さんの横顔がどこか赤い。 「なに?照れてるの?」 「そんなんじゃないもん!!」 なにが、もんだ。