「野村、好きな人いたんじゃなかったっけ?」 俺は、そういいながら、野村の方へ近づいた。 渉も野村の方へ近づいて、男四人で湯船の中で輪のような形になって話し始めた。 「あー……いるけど?」 「「誰!?」」 そこに食いつく佐倉兄弟。 「西川さんでしょ」 野村が答えるよりも先に答えた俺。野村を見ていると、西川さんを好きなのがバレバレで。そんでもって、西川さんも野村が好きなのがバレバレだ。