クール男子の取扱説明書




「あのさ、石原さん……俺」


今しかない。石原さんに伝えるには、今しかない。
俺は、体ごと石原さんに向けて一息深呼吸した。しょうがないだろ。告白なんて人生初なんだから。


「俺さ……」


「え?」


「い「そこのふたり~戻るぞ~~」


石原さんと名前を呼ぼうとしたら、涼太くんに遮られた。
心の中で舌打ちして、立ち上がる。