窓越しから見える、玄関から出てきた私服姿の今井くん。
「おはよ」
「おー、祐月おはよ!元気!?」
「涼太くん、亜紀さん久しぶり!」
今井くんが、あの今井くんが人懐こい笑顔で涼太さん亜紀さんと会話を交わしている。
その今井くんが涼太さんと会話をしながら、笑いながら私の隣に座った。
ていうか、それどころじゃない。
私は、鼻を手で抑えて上を向いた。
「石原さん、おはよ」
「おばよゔございまず」
「なんで鼻に手当てて上向いてんの」
「ざっじでぐだざい」
「いや、わかんないわ」
私の顔をのぞき込む今井くん。
ち、ちち近い近い近い!!



