クール男子の取扱説明書




......................................................



「ただいま、学校」


あれから、飛行機でもバスの中でも爆睡だった私は、今井くんと話せずに修学旅行が終わった。


「由良ー!」


「由良ちゃーん!」


生徒達が混雑する中、近くで中村とのっちの声が聞こえて来たから、とりあえずそこまで行く。


「どうしたの?」


二人の元へ行くと、私の腕を引っ張って歩き出した。



「ちょいちょいちょい!!」



あまりに、いきなりの展開でどうすることも出来ない私は、荷物を持って、急いで教室に向かった。

荷物は、昨日、家に送ったから少なくて少し小走りで行った。