クール男子の取扱説明書




「好きって言われるのは嫌じゃない」


「え……」


「俺が嫌いって言ったら石原さんは諦めるの?前、授業中で叫んだよね」



そうだった……なんで忘れていたんだろう。

授業中、今井くんにノートの切れ端に「今井くんて好きな人いるの?」って書いたら、「俺に好きな人いたら、諦めんの?」って。

その時私、授業中にも関わらず
そんなわけあるかっ!!って叫んだよね。


「なんで、覚えてるの……」


「……なんでだろうね?」


少し顔を赤くしてそう言った今井くんは、照れてるように感じた。