「だから……いつもアタックしてる由良ちゃんを尊敬してて。私もあんな風になりたいなって思って。だから、由良ちゃん……今井くんと幸せになってね?」
のっちが、そういった瞬間、私の頬に冷たい感触がつたう。
「え、由良ちゃん!?」
「だって……」
そんな風に思われてるなんて知らなくて。
逆に私は、いつも今井くん今井くんばかり周りに迷惑かけてるのかもしれないのに、いつの間にか誰かの背中を押すようなことをしてたんだって……。
今井くんのことを好きで良かったって
思っちゃって。
「のっち……ありがとう。私頑張るからのっちも頑張ってね!」
「うん、由良ちゃんありがとう」
私が涙を止まらないのを見て、のっちもつられたのかのっちの頬にも涙がつたった。



