「私も……由良ちゃんみたいになりたいなぁ」 のっちは、ボソッと小さく言ったつまりなんだと思うけど、私には聞こえたよ。 「のっち、好きな人いるんだ?」 「う、うん」 のっちは、顔を赤くして涙目になって答えた。 そんなに……好きなんだ。 のっちの顔を見ればわかる。 のっちは本当にその人が好きなんだって。 「気になるな~……」 「由良ちゃんになら……言っても」 「本当!?気になるのっちの恋バナ気になります!」 ちょっとのっちに近づきすぎて近いよなんて言われながら体勢を立て直す。